炭女スミジヨ 3人
栃木群馬の炭三昧
日帰りツアーーーー!
後編は長文
山道をゴドゴド進み
目指すは群馬県桐生市!
途中お腹が減ってくると、
群馬名物の美味しいものが駆け巡る。
群馬以外で目撃したことがない鷄弁当
(群馬でもお祝い事のある日の昼間とか、まれにしか存在しない、幻感半端なくて
鶏肉と鶏肉のタレの染み付いたご飯がたまらなく美味しい
幻の赤い箱のお弁当
(漢字が難しくて名前は知らぬ)
は栃木のミエコさんも知らないから驚いたけど、
焼きまんじゅうの味は他県にも
さすがに浸透していて
これまた食べたくなるお味。。。
群馬アルアルを3人で盛り上がり
すでに日は傾きかけているのでは
ありましたが、
樹徳高校を右手に抜け
スパイシーコッコちゃんを右折するという
とてもわかりやすい最高の目印のおかげで
ついに目的の、、、
林照寺へ到着!!!!
興奮ピークに小雨も降り始める
炭女ならぬ雨女苦笑。
【炭と林照寺】
林照寺へたどり着いた目的が。。
実は林照寺には
日本で珍しいモンゴリナラという木が
背後の吾妻山に生育していたらしけど
土が酸性化していて木に元気がなく
立ち枯れがおこっていたらしい。
森林の会の宮下正次さんが
2010年に木の根の周りに炭を撒いて木を元気にする活動をおこなっていた。
そのモンゴリナラが今どうなっているか。
そのまま立ち枯れしてしまったか。
はたまた炭の力で生きる力を戻し
ドングリがなっているのかを探すのが
ドキドキワクワク開けてみないとわからない。
今日の群馬炭メインイベント!!
(宮下さんは2016年に惜しくもガンで他界している。
実は25年前、山に炭を撒くと、土の中の微生物が元気になって、木も森も元気になるよ。
と当時小学生だった私に語りかけてくれた。
宮下さんが私に炭の素晴らしさを教えてくれた。
私の細胞に宮下さんと歩いたブナの森の美しさ、蘇った松の元気な姿、その時々の感動が染み付いている。
炭が森にも、人にも、地球にも
元気を与えてくれる存在だということを
小学生だった私は実感している。
大人になっても、あの時の感動は
消えないな。
さて、
日は暮れそうだし、
小雨は降るわな、
森の中、
女子3人、急な坂を、蜘蛛の巣を手で払いながら這い上がる。。
ドングリ本当にみつかるかなーと
ドキドキしながら探すこと10分?
『えっ、しゃぼちゃん、これドングリだ!!』
『おー!この大きなフサフサな頭は
モンゴリナラのドングリだよ!』
と、ほんとに興奮!
しかも、そのあと、ミエコさんの
ただならぬ感性で、
『あれ?これ?炭じゃない???
と、、、』
(炭は本来、地中にあるはずなので、地上で見られることはマレ?かも?)
もぉ頭がおかしくなるほどの感動で
10年も前、
恩師の宮下さんが撒いた炭が目の前に。。
『これはきっと宮下さんが
石坂さんがここに来るのを
待っていて置いといてくれたんだね。』
と、ミエコさんがぽろっと呟く。
今は天国へ行ってしまった宮下さんたちが、
立ち枯れしそうなこのモンゴリナラの木に
炭を撒いた
その炭を見つけた。
この瞬間は震えた。
3人で、大喜び!
そしてすごい速さで森を下る!
女の底力!!!!!!嗅覚!!
その後、お山の持ち主である
林照寺の住職の奥様がとても親切で、
当時のお話や、当時の活動の資料を
大切に保管されていて、、
それは、本当に、有り難いことで。。
色々お話しを聞いて、最後に
大切に、預からせていただきました。。
ここでの
出来事。
忘れずに。
大きな第1歩。。
本当にありがとうございました。
ps.満たされた帰路に、
また桐生駅でとんでもなく素晴らしい
竹炭を発見して、また、火が付く。。
日本は宝だらけだな。
エンドレス興奮。。
今日を共に生きてくれた
もじゃさんと、みえこさんに
心から感謝。
私に1日フリータイムを作ってくれた
チーム田中家のみんなにも心から感謝。。
炭女は今日も炭炭炭を、行く。。