土に炭をまく事により保水性、通気性、排水性が 良くなります。
また土壌菌と呼ばれる微生物が 土と根に養分、水分、酸素などをバランスよく 供給し続ける最適な土壌改良材です。
用途(畑や花壇にまく)
お勧めの炭(竹炭・もみ殻燻炭など)
#竹炭#もみ殻燻炭#土壌改良
以下詳細
ーー植物の成長に炭がどのように寄与するのかーー
⭕️はるか昔紀元前450年から紀元後950年の間にアマゾン川流域に肥沃な土壌が存在したことが民族学者により発見され、『黒い土、テラ・プレタ』と呼ばれていました。その土地は高い農業生産力があり、それを支えていたのが炭だったと言われています。この発見以後、欧米の研究者たちがその効果に驚き、本格的に炭=炭化物の農業利用に取り組むことになりました。
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⭕️粉状にした炭を散布すると土や作物に必要なカリウムやカルシウムなどのミネラルが補給できるだけでなく、アルカリ性の炭のミネラルが、農薬や化学肥料の過剰使用で酸性化した土壌を中和してくれるのです。
炭には1グラム当たり300から500平方メートルにもなる小さな細孔があります。この細孔が通気性を高め土壌中の酸素を豊富にして作物の発育を促します。同時に細孔の中に水分や熱を蓄えて、土壌の保水性や保温性を高め乾燥を防いだりします。また、無数の細孔は微生物の格好の住処となります。土壌中に微生物が繁殖すると、菌類の活動を旺盛にして作物の成長を促すとともに、土壌中の有機物が腐敗して発生するアンモニアや硫化水素などの有毒ガスを吸着除去する効果もあります。
さらに炭には農薬や化学肥料などの汚染物質を除去する効果もあります。炭は作物にとって有用なミネラル補給になる上残留農薬を除去して土壌を改良する働きがあるのです。土の状態が改善されるとそこで収穫される作物が元気になり、病害虫に対する抵抗力も強化されるため、農薬や化学肥料の使用も減らせます。
また、炭は完熟堆肥や有機肥料と混ぜることにより、それらの肥料のもつ効果を引き出す役割を持つと言われています。
【参考】
『究極の炭健康法』マキノ出版
https://globe.asahi.com/article/12388872
https://wblog.wiki/ja/Terra_Preta_de_Indio
https://comflife.jp/post-53-53
https://biochar.jp/whatisbiochar/
https://www.hiroshima-u.ac.jp/research/now/no12